会津若松駅を出て右手（食品館ピボット方面）を見ると、富士の湯の看板を確認することができます。

雰囲気がよくて、わくわくするような佇まいをしています。 靴用ロッカーのカギを借りて、フロントへと持っていく方式です。

料金の形式は少し変わっていて、サウナがつくことで料金が変わります。 2024/9/24現在 :

上記のようになっており、時節により値段が変わるので注意が必要です。 ※セルフロウリュは、現在、男性のみしか対応していません。

温泉は、肌触りが滑らかな源泉100％。入浴後もポカポカとした温かさがしばらく続き、心地よい余韻を楽しめます。 漢方を使った薬湯も魅力的で、独特の芳香が漂い、心身ともにリラックスできます。

サウナ室は広々としており、最大15名程度が快適に利用できます。からっとしたドライサウナの中では、木材の優しい香りを楽しみながらリラックス。 一段目は程よい温度で初心者にも優しく、四段目は高温で、サウナ上級者にピッタリの硬派なサウナ体験が提供されています。

男性専用のセルフロウリュは、柄杓を使って自分でサウナストーンに水をかけるセルフスタイル。 最近追加された砂時計により、ロウリュのタイミングが調整され、適切な熱と湿度を保ちながら、しっかり汗を流せます。 ※過剰なロウリュはサウナストーブに負担がかかり、サ室の温度が低くなってしまうので注意が必要でした。

サウナ後に楽しめる水風呂は、2つの浴槽に分かれており、サウナ愛好家の期待に応えます。出るタイミングを調整することで、大きな水風呂を独占することができるでしょう。 水風呂の冷たさは心地よく、過度に低温ではありません。初心者でも肩まで浸かることのできるような温度です。

外気浴も充実しており、白いプラスチック製の整い椅子や、横になれる畳エリア、さらにプラスチック製の寝椅子まで完備。数も十分で、溢れて座れなくなることは、おそらくありません。特に畳で横になれる体験は珍しく、体をしっかり拭いてからぜひ試してみてください。

風呂場から出てすぐの場所に水飲み場があり、何杯でも水分補給が可能。 導線が工夫されており、どこへ行くにもスムーズで、心ゆくまで快適な時間を過ごせます。

最後の〆として、会津名物「べこの乳」（150円）を一飲み。ガラスに入った牛乳は、普段よりも５割ましで美味しく感じます。 どこをとっても過不足なくサービスが整備されており、会津に来たときには一度は寄りたい温泉です。